サックス・クラリネット用のマウスピースの素材と特徴・違い

サックス・クラリネット用マウスピースの素材の特徴と違い

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サックス・クラリネットにおいてマウスピースは、リードとともに発音体となるかなり重要なパーツです。

ティップオープニングなど各所の設計・サイズもさることながら、その素材によっても吹奏感も音色も大きく変わります

今回は、そんなサックス・クラリネット用マウスピースの各素材の特徴や素材による音の違いなどについて解説します。

エボナイト(ハードラバー)

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エボナイトとはプラスチックと硬質ゴムを混ぜて作る樹脂で、ハードラバーとも呼ばれる素材です。

サックスのマウスピースもクラリネット用マウスピース同様にエボナイトが最も一般的に使われている素材。

品質も安定しており人気があるため出回るモデル数も多く、入手しやすいのが特徴。

後述するメタルマウスピースに比べクセが少ないのもいいですね。

金属製のマウスピースの音や吹奏感に特にこだわりがないのであれば、エボナイト樹脂のものを使うと良いでしょう。

YAMAHAのAS4CM(アルトサックス用)やCL4CM(Bbクラリネット用)などがハードラバーマウスピースです。

楽器のサイズにもよりますが、大体1万円~2万円程度が相場です。

プラスチック製

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一般的なプラスチック樹脂を使ったマウスピースは安価に手に入るが摩耗が早く、音質も値段なりです。

安い入門クラスのサックスやクラリネットを買った際についてきたりすることが多いです。

初心者の練習用としてはいいにしても本格的に使うには向きません。

先述のエボナイト(ハードラバー製)を試してみることをオススメします。

見た目自体はハードラバーと似ていますが、若干軽く、仕上げは全体的にちょっと甘いです。

YAMAHAのAS4C(アルトサックス用)やCL4C(Bbクラリネット用)などがプラスチックマウスピースです。

大体3千円~5千円程度で手に入ります。

金属製(メタルマウスピース)

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金属製のマウスピースはサックスでよく使われ、メタルマウスピースとも呼ばれます

クラリネット用で金属製のマウスピースはほぼ見かけません。

ヤナギサワやオットーリンク(OTTO LINK)のものが有名です。

金属には真鍮やステンレス、アルミなどさまざまな金属が使われており、また表面は金メッキ、銀メッキ、クロームメッキなどで仕上げられます。

実際の金属とメッキの仕上げによっても異なりますが、全体的な音質は総じてパワフルで硬質なサウンドになる傾向があります。

その力強く存在感のある音色は特にジャズサックス奏者に人気です。

個体差が激しく比較的高価なのが難点

素材や仕上げによっても異なりますが、大体売価で2万円以上はします。

また、メタルマウスピースは一般的なハードラバーのマウスピースとはネック接合部の径が異なるものが多く、そのままネックに取り付けようとすると緩かったりきついことも多々あります。

きついものを無理やりつけようとするとうまく奥まで入らなかったり、コルクに跡がついてしまうことがあるので注意。

そのためメタルマウスピースを使う場合はマウスピースに合わせてネックのコルクを巻き替えるのが一般的です。

緩い場合にはクリーニングペーパーを巻いてきつくする裏技もあります。

サックスマウスピースの選び方 まとめ

・エボナイト=ハードラバーはクセが少なく音質・品質ともに安定しており、安心してオススメできる定番品

・プラスチックは安価だが音質も値段なりで、耐久性は微妙

・メタルマウスピースは他に比べ高価だが、パワフルで硬質な音色が特徴

プラスチックは正直あまりいいところがないので、本格的にやる場合はハードラバー(or 金属製)に買い替えをオススメします。

音をよりよくするために楽器の買い替えを考えている方も、まずはハードラバーやメタルのマウスピースを試してみるとよいでしょう。

安い入門クラスの楽器でもマウスピースを変えるだけで吹奏感や音が劇的に向上します。

あまり一般的ではありませんが、今回ご紹介したマウスピースに使われる素材以外にも色々な素材のマウスピースが販売されています。

色々なマウスピースを試してみて、ぜひ自身にあったマウスピースを見つけてください。

 

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