【主なオープンチューニング一覧】スライドギター御用達!?の変則チューニング

色々ある変則チューニング

ギターやベースには基本的なレギュラーチューニングの他にも、たくさんのチューニングがあります。

こういったレギュラー以外のチューニングを変則チューニングと呼びます。

今回はこういった変則チューニングのうち、オープンチューニングについて解説します。

主なオープンチューニング

主なオープンチューニング一覧表

以下各チューニングの解説です。

ページトップの目次からも各チューニングの解説へ飛ぶことができるのでご活用ください。

各チューニング解説

オープン系のチューニングは変則チューニングの中でもブルースやカントリー、スライドギターの演奏でよく使われています。

開放弦の状態でコードになっており、演奏が簡単なメリットがあります。

(もちろん、オープンチューニングを利用したテクニカルなプレイもたくさん存在しますが)

オープンG

オープンGの構成音はD-G-D-G-B-D

レギュラーから6弦、5弦、1弦を1音ずつ下げたチューニングです。

レギュラーから1弦だけ1音下げて5弦と6弦は使わずに演奏する裏ワザも有ります。

5弦と6弦のG、Dの音は3弦と4弦と重複してので、1弦~4弦だけでもオープンGの響きに聴こえるわけですね。

元々はブルースやカントリーなどのジャンルでスライドギターで使うことの多いチューニングですが、ローリングストーンズのキース・リチャーズが6弦を張らない状態でオープンGチューニングを使用していたこともあり、ロックキッズにも馴染み深いオープンチューニングです。

有名な話ですが、キース・リチャーズがオープンGチューニングを愛用した理由は「 ステージでタバコが吸える 」から。

うーん、ロックですね。

オープンA

オープンAの構成音はE-A-E-A-C#-E

レギュラーチューニングでから4弦、3弦、2弦を1音ずつ音程を上げたチューニングです。

4弦~2弦までの3本を変える必要があり、オープンGのように素早くはチューニングできないですね。

実はオープンGから全弦を1音ずつ上げた状態がオープンAなので、同じ奏法で使うことができます。

が、レギュラーチューニングから緩めて構成するオープンGとは反対に音を上げてチューニングするため、テンションが上がっています。

キーだけでなく、この辺りも考慮して使い分けると良いでしょう。

オープンD

オープンDの構成音はD-A-D-F#-A-D

レギュラーから6弦と1弦を1音、3弦と2弦を半音下げたチューニングです。

オープンGと同じくオープン系のチューニングに属しますが、音の構成が違うため全く同じ奏法で弾くことはできません。

ブルースやフォーク系の音楽、またロックでよく使われるチューニングです。

オープンE

オープンEの構成音はE-B-E-G#-B-E

レギュラーから5弦と4弦を1音ずつ、3弦を半音上げたチューニングです。

オープンDから1音ずつ挙げた状態で構成自体は同じなので、同じ奏法で弾くことができます。

DADGAD(ダドガド)

DADGADはレギュラーから6弦、2弦、1弦を1音ずつ下げた、変則チューニングの中でも更に変則的なチューニングです。

チューニング構成音の D-A-D-G-A-D をそのまま読んだダドガド、ダッドガッドなどの愛称で親しまれています。

オープンDから3弦だけ半音上げた状態で、開放弦ではコードにならず短調とも長調ともどちらつかずながら応用が効き、独特な雰囲気があって人気があります。

オープンDをベースにしているだけあってキーがDやDmの曲にマッチします。

アイリッシュ、ケルティックミュージックなどによく使われています。

Led Zeppelinの楽曲”Black Moutain Song”でも使用されています。

DADEAD

DADGADと同じく、D-A-D-E-A-Dの構成音がそのままチューニング名になっています。

オープンDチューニングから3弦を更に1音半下げた、変則&変則なチューニング。

3弦がレギュラーチューニングから2音下がった状態で特にテンションが低いのでDADEADにする場合は

チューニング名にDEADって入ってるし、全体的にローダウンされてそれなりにヘビーな音にもなりますし、デスメタルとか好きな方とか使ってみてはどうでしょう?

DEAD云々はまず伝わらないでしょうけども…

オープンGm

オープンGmの構成音はD-G-D-B♭-B-D

オープンGから2弦を半音下げたチューニングです。

オープンAm

オープンAmの構成音はE-A-E-A-C-E

オープンAから2弦を半音下げたチューニング。Gmより全弦1音ずつ高いので、同じ奏法が可能です。

オープンDm

オープンDmの構成音はD-A-D-F-A-D

オープンDから3弦を半音下げたチューニング。

オープンEm

オープンEmの構成音はE-B-E-G-B-E

オープンEから3弦を半音さげたチューニングです。オープンDmと比べ全弦が1音ずつ高いので、同じ奏法が可能。

オープンチューニングまとめ

なんとなくおわかりかと思いますが、元々オープンチューニングはスライドギターやボトルネックを使ってのプレイやカントリーやブルースなどによく使われていたチューニングでした。

その名残もあってか、やはりアコギの方で使われることが多いようにも感じます。

が、キース・リチャーズがオープンGチューニングを多用するなど多くのロックミュージシャンもオープンチューニングを取り入れたことでロック界でもそれなりに知れ渡っているチューニングです。

楽器店にいれば時折オープンチューニングでの試奏を希望される方もいらっしゃいます。

特に楽器店の店員志望の方は、全部憶えることはないにしても、メモを用意するなり画像を保存してすぐに取り出せるようにしておいた方が良いでしょう。

なお、レギュラーチューニングとはテンションが変わるため、ネックの反りなど楽器の状態が変わる場合があります。

これはオープンチューニングに限ったことではありませんが、頻繁にチューニングを変えているとストレスがかかり弦の寿命が短くなる傾向があります。

また、弦をレギュラーチューニングよりも緩めたりきつく締めるので、弦がベロンベロンに緩くなってしまったり、切れる可能性があるため、弦の太さにも注意が必要

なお、今回は変則チューニングの中でもオープン系のチューニングにスポットを当てましたが、変則チューニングには他にもドロップ系・ダウン系のチューニングもあります。

次回はドロップ系、ダウン系のチューニングを解説しますので、こちらもぜひ。

 

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