トゥルーバイパスとバッファードバイパスはどっちがいい?!使い分けは!?→結論

トゥルーバイパス・バッファードバイパスはどっちが優れている?

トゥルーバイパスとバッファードのどちらが優れているかは、ギター初心者からエフェクター自作派、エフェクター愛好家まで広く議論が巻き起こっています。

結論をいえば、どちらも非常に優れた設計思想と高い完成度を持つスイッチング・バイパス方法でありながら、やはりそれぞれ多少なりともデメリットもある一長一短

なので、

『 トゥルーバイパスもバッファードバイパスも特徴的に全然逆方向のメリットとデメリットを持つので、状況によってうまく組み合わせたり使い分けるのがベスト 』

両者のメリット・デメリットはパズルのようにキレイに逆側を向いているので、うまく組み合わせて使ってやることでお互いを補完してより万全なエフェクターのセッティングが可能なのです。

前置きが少々長くなりましたが、今回はトゥルーバイパスとバッファードバイパスの使い分けについて解説します。

トゥルーバイパスとバッファードバイパスの使い分け

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前回の復習:トゥルーバイパスとバッファードバイパスの特徴

まず前回・前々回の復習ですが、

・トゥルーバイパスのメリットは、エフェクターオフ時には音の信号が余計な回路を一切通らずそのまま出力される

・トゥルーバイパスの弱点は、エフェクターオフ時に音の信号が保護されないためノイズに弱く劣化しやすい点

・バッファードバイパスのメリットは、バッファー回路を通るため電気的に保護し音の劣化を防ぐ

・バッファードバイパスの弱点は、エフェクターオフ時でもバッファー回路を通るため厳密にはギターそのものの音とは言いがたい点

です。

(トゥルーバイパスのデメリット?バッファードバイパスってなに?って方は、下記リンク二つの記事を先にお読み頂いた方が)

 

電気的にはバッファードバイパスの方が優れていると思っている管理人、モノ申したい部分もありますが、一般的な言われるものをまとめるとこんな具合。

(管理人の個人的な見解についてはまた別の機会にでも → ※11月24日追記 個人的な見解はコチラからどうぞ

それそれのデメリットの解決方法=最初のペダルだけバッファードバイパス

音の劣化もノイズもバッファー回路によるギター・ベースの信号をの変化も、結局完全に防ぐことはできません。

なので、トゥルーバイパスとバッファードバイパスの使い分け・組み合わせの考え方として、お互いに一方のメリット・特徴で一方のデメリットをできる限り打ち消すことを目指すのが現実的です。

そこで一番無難な方法は、ギターのすぐ後にバッファードバイパスのエフェクターを配置し、その後にトゥルーバイパスをつなぐことです。

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僕の考えた最強のバッファードバイパス・トゥルーバイパスの使い分け

音の信号は既に保護済みなので、後がどんな状況でも音の劣化は抑えられます。

そしてバッファー回路は最初の一つしか通っていないので、バッファー回路による音の信号の変化も最小限に抑えられ、最も楽器本来の個性が出る生音の時にその個性を最大限そのまま表現することができるわけです。

そんなペダルとしてオススメなのは、BOSSのTU-3のようなバッファーバイパスのペダルチューナー。

チューナーは絶対に使いますし、汎用性も実用性も十二分です。

若干高くはなりますが、トゥルーバイパスとバッファーバイパスを切り替えのできるわけわかんないけどスゴイ使用の技クラフト TU-3Wもなかなか。

(マジでどうやって切り替えてんだか凄い気になる)

TU-3Wについて詳しくは姉妹サイトのBOSSマニア共和国で解説しておりますので、ご興味のある方はコチラもご覧ください。

 

トゥルーバイパスだってエフェクターオン時はバッファーがかかっている!

なお、トゥルーバイパスのデメリットとして挙げられる音の信号劣化の環境にあるのは、あくまでもトゥルーバイパスのエフェクターがオフの場合。

かなり古いエフェクターなど一部の特殊な例を除き、エフェクト回路の中には必ずといっていいほどバッファー回路が組み込まれています。

トゥルーバイパスのペダルでもエフェクトがオンになっていれば、バッファードバイパスと同じく以降の音の信号は保護された状態です。

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トゥルーバイパスのペダルでもオンの時には

つまり、常にオンにしているエフェクターが1台でもあれば、以降は全部トゥルーバイパスでオフになっていてもある程度大丈夫ということ。

(もちろん、バッファーにも限界はあるので経路はなるべく短い方がよい)

ただ、あくまでもオンになっているエフェクター以降にバッファがかかります。

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ただし、オンになってるペダルが最後の方だとそれまでの信号が無防備

トゥルーバイパスのエフェクターをたくさんつないでエフェクターの一番後ろのエフェクターだけつけっぱにしていても、そこに至るまでに劣化している可能性があるので注意。

これであればやはり最初に何かしらバッファードバイパスのエフェクターをつないでおくとよいでしょう。

プリアンプ搭載のエレアコ・アクティブギター・アクティブベースの場合

プリアンプを搭載したエレアコやアクティブ回路を搭載したアクティブギター・アクティブベースの場合は、プリアンプ内にバッファー回路が組み込まれています。

(アクティブベースなどのアクティブ回路=プリアンプ。豆知識)

楽器のアウトプットですでに音の信号は電気的に保護されているので、トゥルーバイパスのエフェクターばかりにつないでも音の劣化しにくい状態

楽器のすぐあとに常時かかるバッファー回路を一つだけ、という考え方でいえばプリアンプ搭載のギター・ベースならそもそもバッファードバイパスのペダルすら不要。

なので、楽器の後にトゥルーバイパスのエフェクターばかりにしてもある程度安心。

プリアンプ搭載の楽器はアウトプット部分から次のエフェクターまでのシールドの時点ですでに保護されているので、より理想的と言えます。

電池がないと音が出ない弱点さえなければ…

トゥルーバイパスとバッファードバイパス使い分け まとめ

・バッファを早い段階で1つかませるだけで音の信号はかなり保護されるので、バッファードバイパスのペダルを1台最初につないでおくとよい

とはいえ、エフェクターのモデルによってトゥルーバイパスかバッファードバイパスかは決まっています。

繋ぐ順番はエフェクターの種類によってある程度決まっていますし、手持ちのエフェクター・使いたいエフェクターによってはどうしたって上記の順番がとれない場合もあるでしょう。

実はこれ、あくまでもノイズや音の劣化を防ぐためのトゥルーバイパス・バッファードバイパスの理論的な使い分けなだけであって、エフェクターの繋ぎ方のセオリーにはなりえません。

最近はバッファもシールドも、バッファも非常に高品位なものが多く、音痩せもノイズなど音に与える影響は少なくなっています。

トゥルーバイパスの特徴、バッファードバイパスの特徴の知識としては覚えておいて損はないし、実践できる範囲で意識してよりよい音を目指すことはとてもよいことです。

が、多少の音痩せや『 ギター本来の音 』にこだわりすぎて、最も大事な『 最終的な出音のよさ 』を見失ってしまうのではナンセンス

それならそもそもエフェクターなんてない方が理想的って話になって、世の中ギターとアンプの組み合わせでしか音の個性が出せなくなってしまいますから。

理論は理論、知識は知識として活かすべき時に活かし、本来の目的を見失わないで頂きたいところです。

 

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