エフェクターをつなぐ基本的な順番・セオリーとロールケーキ

エフェクターを接続順は適当じゃダメ!

ディストーション、オーバードライブなどの歪み系から、フランジャーなど空間系、ディレイのような残響系、果てはワウのような飛び道具まで、エフェクターにはたくさんの種類があります。

エフェクターを複数使う場合はつなぐ順番に気をつける必要があります。

1、 2、 3、 4 の四つのエフェクターがあったとして、ただつなげば 1 と 2 と 3 と 4 の効果がそれぞれ受けられるものではありません。

1+2×3-4 と (1+2)×(3-4)とでは計算の順番と答えが変わるように、エフェクターも接続順によってかかり方が変わり、最終的なサウンドに違いが出るのです。

今回はわがままボディーな管理人のロールケーキ欲とともに、エフェクターをつなぐ順番のセオリーについて解説します。

エフェクターの基本的な接続順

エフェクターを繋ぐ基本的な順番

エフェクターをつなぐ順番の基本は上記の図の通り。

ギター側から解説するのがふつうでしょうが、デブでひねくれ者の管理人は一筋縄ではいきません。

エフェクターを複数つないだ場合、基本的には後にかけたエフェクトが優先され、効果が大きく表れます。

なので、ギターから見て後(アンプ側)側から順に解説します。

ディレイ・ルーパー・トレモロ・パンニング

ディレイ・トレモロの一例

音そのものを切り取ったりコピーするディレイ・トレモロなどは最後!

ディレイ、ルーパー、トレモロ、パンニングなどのエフェクターは最後につなぐのが基本です。

これらのエフェクターは音を切り取ったりサンプリングして繰り返すなど音そのものをコントロールします。

ロールケーキに例えれば、完成したロールケーキを輪切りにするようなイメージ。

この後から他のエフェクターをかけるとディレイやトレモロの効果のキレが悪くなってしまうのです。

ようやくロールケーキが完成してカットしたのに、後からイチゴをねじ込むようなもの。

せっかくのキレイな断面も形もちぐはぐに崩れてしまいます。

ディレイやトレモロなどのエフェクターの効果を最大限得るためには、最後につなぐのがベストです。

(ちなみに管理人、ロールケーキは切らずに丸ごとかじるのも好きです)

空間系(モジュレーション系)&リバーブ

空間系エフェクターの一例

空間系エフェクターは歪み系の後!

コーラス・フェイザー・フランジャーなど通称空間系エフェクターとリバーブは、歪み系エフェクターの後につなぐのが基本。

(空間系エフェクターのことをモジュレーション系とも呼びます。厳密には先ほどのトレモロ・パンニングもモジュレーション系)

これらのエフェクターは入ってきた音をその効果でコーティングするようなイメージだと思ってください。

深く歪んだ音でもモジュレーション系のエフェクターをかけると、その効果で包まれたようなサウンドになります。

ロールケーキにたとえるならチョコレートで全体を覆ってコーティングするようなものですね。

当たり前ですけど、コーティングは仕上げ段階。土台のロールケーキが完成したあとにかけ、そしてカットします。

つまりディレイやトレモロよりは前だけど、その他のエフェクターよりは後ってわけです。

歪み系(オーバードライブ・ディストーションなど)

歪み系エフェクターの一例

ロールケーキどうこうは今しがた食べて満足しちゃったからもういいデス。ごっつぁんです。

歪み系はザ・エレキギターサウンドと言えるほど使用頻度が高いエフェクター群で、常にかけっぱなしの方も多いでしょう。

言うなれば音のベースを作るエフェクターとして使われます。

基本的に空間系のエフェクターよりは前につなぎ、原音そのものを補正するダイナミクス系やピッチシフター系のエフェクターよりは後ろにつなぐ接続順がセオリー。

他の系統のエフェクターではあまりしない、同じ系統(歪み系)同士のエフェクターを複数つないでかけ合わせることも多いのが歪み系エフェクターの特徴です。

その場合、ゲインやボリュームなどのセッティングや順番によっても効果が大きく変わります。

ダイナミクス系(コンプレッサー・エンハンサーなど)

コンプレッサーの一例

エンハンサーやコンプレッサー、リミッターなどは、音を加工するというよりも原音を整える役割のエフェクターです。

原音を整えたいのですから、なるべくギター・ベースのすぐあとつなぐのが基本

またぞろ食べたくなってきたロールケーキで言うなら、生地を作る前に小麦粉をふるいにかけるような段階です。

ピッチ系(ピッチシフター・オクターバーなど)

ピッチシフター系エフェクターの一例

ピッチをいじる系のエフェクターも基本的に先頭=ギターに近い位置がベター。

ピッチシフターやハーモナイザー、オクターバーなど、いわゆるピッチシフター系のエフェクターは、言うなれば小麦粉をブレンドする段階とでも言えば良いのでしょうか。

基本的にピッチシフター系のエフェクターは一番前、ギターのすぐ後につなぐのが基本。

流れてきた信号からピッチを検知する際に、他のエフェクターを介した後では倍音が増幅されている場合があり、音の検知に悪影響を与える可能性があるためです。

まとめ 基本はあくまでも基本。セオリーはあくまでもセオリー

ロールケーキ食べたいだけのただのデブのくせに、エフェクターのつなぐ順番の基本なんて偉そうに解説してみました。

デブのくせに本当にごめんなさい。ろろろロールケーキ美味しいれす(^ρ^)

なお、上記では触れておりませんが、ペダルチューナーは必ずギターのすぐ後につけた状態で使いましょう。

他のエフェクターを介すとピッチに影響を与えてしまいきちんと音程をとれない可能性があるため。

ピッチシフター系のエフェクターを他のエフェクターの後にかけない方がいいのと同じ理由です。

ただし、この接続順はあくまでも ” それぞれのエフェクターの効果を最大限キレイに効かせる ” ために効果的な順番であり、絶対ではありません。

この順番を守らなくても音は出ます。

・基本的に後につないだエフェクターほど効果がハッキリする

この基本ルールを念頭に、どのエフェクターの音や効果を優先させたいのか、最終的にどんな音を出したいのかによって順番を変えて見ると良いでしょう。

なお、今回登場していないエフェクターやペダルなどもまだまだたくさんあります。

ワウワーミー、エフェクターではないけど同じラインにつなぐボリュームペダルなど。

また、エフェクターをつなぐ際のテクニックとしてブースターセンド&リターンもあったり奥が深いんです。

これらのつなぐ順番やテクニックについても引き続きロールケーキデブが解説していますので、下記関連よりぜひ。

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