【アンプのインプット2つある問題】HIGHとLOWの違いは?使い分けは?

HIGHとかLOWとかハイロウズとかよくわからん。

アンプにインプットが二ツある場合の使い分け方

ライブハウス、スタジオの定番 マーシャル JCM800やRoland JC120など、大型のアンプにはインプット端子が二つある場合があります。

チャンネルはサウンドキャラクターの違いなので好きな方使えばOK。

(ジャズコーラスの場合は基本的に向かって右のチャンネル使う)

しかし、チャンネルの中でもインプット端子がHIGHとかLOWなどとなっている場合もあります。

最初に例に出したJCM800とJC120 ジャズコーラスがまさしくそう。

このHIGHインプットとLOWインプットには、ちゃんと使い分け方があるんです。

使い分けのポイント

ポイント1
HIGH、LOWの使い分けはアンプによる!
ポイント2
大抵の場合、インピーダンスかゲインの違いである

HIGHかLOW、インプットが二つある場合の判断

結論から言えば

・アンプのメーカー、ブランド、モデルによって違うため一概には言えない

・一番簡単な使い分け方法は自身のセッティングで両方試してみて音が気に入った方を使う

です。

しかしこれだけでは身も蓋もなすぎるので、スタジオやライブハウスの定番アンプ マーシャル JCM800とローランド JC120(通称ジャズコ)の二機種での使い分けを解説します。

Marshall JCM800のインプットの使い分け

HIGHインプットとLOWインプットマーシャル_JCM800_アンプヘッド

スタジオやライブハウスではド定番のマーシャル JCM800のHIGH、LOWの両インプットは単純にサウンドキャラクターを分けるインプット端子です。

HIGHインプットはハイゲイン、LOWインプットはローゲインなサウンドに仕上がります。

単純にサウンドの好みで使い分ければOKです。

この後解説するジャズコとは違ってわかりやすい仕様です。

ローランド JC120 ジャズコーラスのインプットの使い分け

Roland_JC120_ジャズコーラス

・ギター、ベースをアンプ直でつなぐ場合はLOW

・アンプ直つなぐ場合でもプリアンプ搭載のアクティブベース、ギターの場合はHIGH

・エフェクターをつなぐ場合はHIGH

が、ジャズコ―ラスを使う場合のHIGHインプットとLOWインプットの使い分け方の基本です。

ジャズコ―ラスはインピーダンスでインプット端子を分けている

ジャズコーラスのHIGHとLOWのインプットの使い分け方は、ギターからアンプに伝送される信号のインピーダンスが基準になります。

アクティブではない一般的なギター、ベースのピックアップはパッシブピックアップとも呼ばれ、インピーダンスが高い特徴があります。

反対にエフェクターを通った後の信号はインピーダンスが低い特徴があります。

アクティブ回路、プリアンプを搭載したアクティブギターやアクティブベースの場合はエフェクターを通ったあとと同じく、インピーダンスの低い信号。

(プリアンプ搭載のエレアコも)

いわゆるハイインピーダンスローインピーダンスです。

ジャズコーラスの場合そのインピーダンスにあわせてインプット端子周りの回路を調整するため、HIGHとLOWに分かれているのです。

信号の伝送時のインピーダンスにはロー出しハイ受けの原則があり、入ってくる音の信号に対して受け取る側=アンプのインピーダンスの方が高い必要があります。

この基本が守られないとノイズの増加などによりサウンドの劣化が発生。

なので、アンプのHIGHインプットの方はインピーダンスが高いパッシブギター、ベースのピックアップからの信号を受け取っても大丈夫なように十分にインピーダンスを大きくしてあるのです。

また、HIGHインプットとLOWインプットとでは入力レベルも違い、インピーダンスの差も相まってサウンドが変わっています。

HIGHインプットとLOWインプットの違いと使い分け方 まとめ

・HIGHインプットとLOWインプットの仕様はモデルによって異なる

・スタジオ、ライブハウス定番のマーシャル JCM800の場合は単純にゲインの違いで使い分ける

・同じく定番大型アンプRoland JC120 ジャズコーラスはインピーダンスの違いで使い分ける

結局、メーカーやブランド、モデルによって異なるため何とも言えないところではあります。

が、スタジオ・ライブハウスの定番であるジャズコーラスとJCM800はのインプットの違いは憶えておくといいでしょう。

ただ、ジャズコーラスでも最終的にはサウンドの善し悪しで判断して問題ありません。

パッシブピックアップででLOWインプットにつなげてもエフェクターを使っていてHIGHインプットで音を出したって、別段故障するわけではないので。

最新のモデルまでは追いきれませんが、基本的にMarshallの古いモデルでインプットが二ツある場合はJCM800同様ハイゲインかローゲインかの違いと思っていいかと思います。

本当に古いアンプの場合、そもそもエフェクターもアクティブギターもなく、入力信号がローインピーダンスだったなんてこともありませんでしたから。

なお、今回インピーダンスなんて小難しい言葉がでてきました。

インピーダンスが何かは管理人ごときでは説明できませんし、例え100%説明できたとしても本が一冊が出来上がるくらいレベルの分量になってしまいます。

ただ、そのくせよく出てくる言葉でもあります。

音響・電気知識として、そういう小難しい概念があることは憶えておくとよいでしょう。

大丈夫です。

管理人も含め、インピーダンスって言葉を使っていてもちゃんとわかっていて説明できる人なんて一握りもいませんから。

 

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